深山の桜

「あれを見よ 深山の桜 咲きにけり 真心尽くせ 人知らずとも」

臨済宗の僧 松原泰道老師が、この歌が心を打ち人生の「生きる姿勢」が決まった。
と紹介していた歌です。
石碑に刻まれていた万葉仮名の歌ということです。

誰も見るものもいない深い山の桜がきれいに咲いている。
桜は人々に 見てもらうために咲いているのではないのだ。
人間も同じである。
他人が知ろうと知るまいと、真心をつくせ。